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料理嫌いが5分でおいしい汁物をつくる方法

最近、わりとよく自炊しています。基本は1汁1菜+αです。

そしてその中でも特に「1汁」はほぼ毎日つくります。汁物は、料理嫌いでおおざっぱな私にも比較的難易度が低くチャレンジしやすい万能メニュー毎日作業時間5分前後でざっとつくっています。この1品があるかないかで、その日の食事の満足度・栄養バランスが雲泥の差。

そもそも1汁1菜でいいの?

実家の晩御飯は、1汁3菜どころか、1汁5菜でした。一人暮らしで自炊を開始したとき、それまで毎日毎日1汁5菜をつくっていた母の功労に気づき驚愕しました。
そして以降、数年は「せめてなんとか1汁3菜くらいは…!」と目指したのですが・・・挫折すること数えきれないほど。

挫折を繰り返すうちに気づきました。

私は料理が嫌いです。レシピに乗っている材料をそろえるのが嫌、3種類以上の調味料を軽量するのが嫌。作れても1汁1菜か、2菜か。気合を入れて3菜つくってしまうと、3~1週間くらいはエネルギー切れで自炊をしたくなくなってしまう。

料理をしないで済む方法についてもいくつか検討しました。
外食(1人暮らしやDINKSはOK、子連れはしんどい)、冷食(味が単調で不味い、揚げ物がおおい、飽きる)、タスカジさんなどの作り置き(高い、作り置きを使いまわすのが面倒)・・・。

そんなとき、調理師の土井善晴さんが書いた『一汁一菜という提案』という本を、Twitterでたまたま見かけて、読みました。
これまで「1汁3菜神話」に取りつかれていた私には救いの書でした。
まあ自己正当化のためによんだという部分もあります。
より一層自信をもって品数削るようになりました笑
食事作りで困っている方はぜひ手に取ってみていただくといいかと思います。
(こちらの本、残念ながらKindle版がありません、、、)

ちなみに品数を削ると、量は同じでも満腹度・満足度が低くなるというデメリットがあります。しかし、品数が少なくても具材を大きめ・かためのものにしてよく噛んで食べる、おいしいものを食べる等すれば、緩和できる模様。
栄養学的には、1汁1菜だろうが1汁3菜だろうが、使う野菜が同じなら同じなのだそうです。

料理嫌いは便利な機械に頼ろう

汁物は料理嫌いでずぼらな私にも栄養満点でおいしいものを作りやすい万能メニュー。

汁物は家にあるやさいを適当に突っ込んでもそれなりの味に仕上がる。
具材が同じでも調味料(味噌・醤油・塩・コンソメなど)を変えるだけで、全然違う料理として楽しめる。

ほら、最高じゃないですか?

とはいえ汁物って、炒めものなどと比べてコンロでの加熱時間が長いんですよね。
長時間家を離れられない&少なくとも3,4分に1度くらいは状況確認が必要。これは結構面倒です。これから紹介する便利な機械を導入する前は、時短にしようとして加熱時間を短縮して失敗…ということが何度もありました。

そこで最近では「ホットクック」で汁物を作っています。

うちにあるのは旧型2.4Lです。AI機能はついていませんが、たぶんわたしの使い方だとAI機能はつかわないかなーと思います。レシピに忠実につくりたいという方でなければ、旧型で十分だと思います。

ホットクックについてはよく「大きくて置き場がないから買わない」という話を聞きます。うちもそうおもっていたので、自分たちではなかなか買えずにいました。でも出産祝いで友人にいただいて、使い始めて・・・もうこれは手放せません。

置き場所は確かに結構難しいです。当初、コンロの横に板を渡して無理やりおいていたのですが、コンロ使用時に板が熱くなることが発覚。結局、ホットクック本体が入っていた短ボールの上が定位置になっています笑

省ける手間は省く

どんなかんじでつくっているか動画を撮ってみました。
※が、うまくアップロードできない、、、

包丁の使い方も切り方もめちゃくちゃかもしれません(汗
あと、ごぼうのあくぬきは端折りました。味噌いれてしまうと正直そこまで変わりません。むしろあくぬきしないほうが味がすきかも。
今回は入れていませんが、油揚げを入れるときも、油抜きするときとしないときとがあります。めんどくさいなと思った時はしません。
とうふはかきまぜユニットでめちゃくちゃになるので、手でちぎってもいいと思います。

ロジカルクッキングで調味料の計量回数を減らす

調味料については勝間和代さんがおすすめしている水島シェフの『ロジカルクッキング』の考え方にのっとって、総重量×0.6%の塩分量という考え方を採用しています。

ズボラ人間にとっての最大のメリットは、調味料の種類が減ること&はかりのみ使用・1度で計量がおわること

こちらの0.1g単位での計量も可能で、3,000gまで測れる測りを使っています。

計量カップ・軽量スプーン類の使用頻度が激減しました。

それから、上記ロジカルクッキングについて知ったときに読んだ勝間和代さんの本で「調味料はいいものをつかうべき」という話に触発され、最近はスーパーで普通に売っているものよりはお高めの調味料を使っています。

「ちょっとお高め」といっても、そんなにすごい額にはなりません。
例えば、スーパーで普通に買う醤油が750ml300円だとすれば、それが1,000円になる程度です。でも、醤油1本ってそんなにガンガン買わなければならない物でもないので…コスパは悪くないかな、と思っています。(が、ここは好みの問題かなとも思います)

醤油・塩は勝間和代さんオススメのものを利用しています。だしについては実家でもつかっている茅乃舎のだしです。だしパック、破って入れています(あとで回収するのが面倒だから)。


  

具体的なレシピ?のようなもの

1.野菜を500g前後カットして入れる
2.茅乃舎のだし袋を半分~1袋破って入れる
3.水を1,000gになるまで入れる
4.ロジカルクッキングの考え方に即し、塩分6gになるように調味料をいれる(だしが大体1袋塩分1gなのを考慮)
5.ホットクックにセットする

結局ホットクック頼りかよ、という感じもしますが、まあそうです、ホットクック頼りですwもっとホットクックユーザーが増えて、真面目じゃないレシピを共有できる人が増えるとうれしいなあ、と夢想しています。