その「我慢」、ホントに必要?
先日、出産祝い&夫の仕事が終わったお疲れ様会でモエシャンを開けました!
実に9カ月ぶりのちゃんとした飲酒でした(妊娠中も味見はしょっちゅうしてた)。決して「お酒がないとやってられない」タイプではないものの、お酒は大好き!とてもいい気分転換になりました♡
ちなみに・・・一般的に妊娠中・母乳育児中は「お酒は飲んじゃダメ」と言われています。したがって、多くの妊婦さん・授乳中のお母さんたちは「大好きなお酒が飲めない…」とちょっとしたストレスを感じているかとおもいます。妊娠中・授乳中は他にも自分の思い通りとはいかないこと(カフェインダメ、ヒールはNG、好きな服を着れない等…)がいくつかあるので、それも加えるとなかなかのストレスになっている人もいるのではないでしょうか。
妊娠中・育児中でなくとも、日々生活している中で我慢していることってたくさんあると思います。満員電車、最初の1杯はビール、家事(料理・洗濯・掃除)…その他嫌いなこと、やりたくないのに我慢してやっていること、ストレスがたまること…
でもその「我慢」。本当に、絶対に、必要な我慢でしょうか?
「ジョーシキ」を疑ってみる
その「我慢」絶対に必要な我慢なのか、疑ってみたことはありますか?
何のための「我慢」か考えてみたことはありますか?
例えば、先ほどの母乳育児中にお酒飲んじゃダメ、という話。確かに母乳は血液から作られるため、アルコールを飲んだ場合、母乳には、血液中とほぼ同じ濃度でアルコールが出ます。したがって、アルコールを分解できない赤ちゃんにその母乳を飲ませてしまうと、赤ちゃんが急性アル中になってしまう場合があります。
つまり、根本的な問題は「アルコールの含まれた母乳をこどもに飲ませること」です。それなら、そのアルコール度数の高い母乳を子どもに飲ませなければお酒自体は飲んでもいいのです。
母乳育児だからといって、ミルクを混ぜてはいけないということはありません。お酒を飲んだあとはミルクを飲ませ、母乳は一定時間搾乳して、捨てれば良いのです。
ちなみに、ここで「それだと完全母乳じゃなくなっちゃうからダメ」とミルクに切り替えたくない場合は、それはあなたが好き好んで自分に課している「我慢」です。我慢から自由になることは諦め、ドM状態を楽しみましょう。
「なぜ」を数回繰り返す
ちなみに何のための我慢か?を考えるときのポイントは「なぜ」を数回繰り返すことです。
先ほどの母乳育児中の飲酒の話も、もし「母乳育児中だからだめ」という答えで「なぜ」がとまってしまっていたら、我慢から自由になれません。
なぜ母乳育児中にお酒を飲んではいけないのか
⇒「母乳育児中だから」
なぜ母乳育児中だとお酒を飲んではいけないのか
⇒「母乳にアルコールがでて、それをこどもに飲ませるとアル中になるから」
ここまできてはじめて「あれ?じゃあこどもに母乳飲ませなければいいんじゃないの?」と気づくことができます。
みんなそうしているから
世間でそうすべきだと言われているから
そこに「なぜ?」と問いを立ててみてください。
たくさんの我慢から解放されると思います。
もしそこまでやっても我慢から解放されない場合は…先ほどの完全母乳信仰のような、なんらかの「自分自身の」こだわりがネックになっていることを疑ってみてください。その場合、あとは自分のこだわりvs我慢してることとの戦いです。
個人的には「我慢してる」と思ってしまうようなこだわりなら、捨ててしまえ!と思います。
もっと多くの人が不必要な我慢から解放されてストレスなく暮らせるようになるといいですね。