学習法・記憶法

勉強に集中できないときに見直す3つのこと

“変わりたい”を叶えるライフキャリアコーチ 後藤くりこ(@kuriko828)です。

わたしはいま、とあるプログラミングスクールで学習支援コーチをしています。そこでのコーチング中にピンときたらご提案している勉強のTipsをつらつらと書いていきます。

勉強に限らず、長期戦で集中して取り組まなければならないことがある人には役立つ情報があるかも??

なんとなく、勉強に集中できないな・・・

勉強をしている人にはきっと、身に覚えがあるでしょう。

「上司(先輩・友人)に飲みに誘われると、つい断れずに飲みに行ってしまう」
「疲れていると、つい勉強を後回しにして、寝てしまう」
「家に帰るとテレビがついていて、つい見入ってしまう」
「こどもに邪魔されて、勉強に集中できない」

こんなことを思いたくなること、私にもあります。でも、ここで自分が勉強できていない原因を自分以外に求めてしまっては、勉強時間が確保できるようになることはありません

「自分が原因」と考えるのはちょっとしんどいですが、ここが正念場です。ここで自分の責任を認めて自分で環境をつくることができるか?が、勉強できるようになるためにはとても重要です。

①時間配分、②住む場所、③付き合う人を変える

元マッキンゼーの日本支社社長である大前研一氏は、『自己変革のための方法』としてこんなコメントを残しています。

人間が変わる方法は3つしかない。

1番目は時間配分を変える

2番目は住む場所を変える

3番目は付き合う人を変える

この3つの要素でしか人間は変わらない。

最も無意味なのは「決意を新たにする」ことだ。

よーしやるぞー、あしたから頑張るぞーなんていっても、具体的な「変える」行動が伴わなければなにも変わらない、ということです。大前氏は、具体的に変えるべきものとして①時間配分、②住む場所、③付き合う人、の3つを挙げています。これは、プログラミングを勉強する人たちにとってもあてはまる、と私は考えています。

時間配分を変える

勉強時間の絶対量を増やす必要があります。どんなに集中して勉強していても、勉強している時間が少なければ、成果を出すことはできません(って当然すぎる話ですね)。

自分がいま、なににどれくらい時間を使っているか、把握していますか?もしまだ把握できていないのであれば、1週間程度、自分がなにに時間を使っているか記録してみることをお勧めします。「この時間はなくてもいいな」とか、そもそも何もやっていなさ過ぎて記録できない(だらだらテレビ・スマホをみていたり)時間が意外とあるのではないでしょうか。

手始めに、そういった「不要な時間」を勉強時間に充てるようにしてみましょう。

居場所=勉強場所を変える

勉強するときにどこにいるのか、どんな環境かということも、勉強に取り組みやすいかどうかを左右します。

部屋・机の上に勉強以外のものがおいてあるなら、片付ける。視界に余計なものが入っていると気が散ります。机の上を片付けたところで、配置がいまいちで目の前に趣味のものがみえる・・・という場合もあるかもしれませんね。その場合は、模様替えをする必要があるかもしれません。勉強に集中している期間限定で良いのです。できるだけ視界がごちゃつかないようにするのも一案です。

どれだけ片付けたとしても、自宅には勉強以外の要素が多く、気が散ってしまう、という場合もあると思います。自分の家にいる=くつろぐというスイッチが入ってしまうという方もいるかもしれません。そんな場合は、思い切って外にでて勉強するのでもいいと思います。

あと意外とオススメなのは通勤電車の中です。特に「仕事が忙しくて勉強ができない」と思っているひとは、一度は通勤時間になにか勉強できないか?と検討してみてほしいと思います。机に向かっていないから大したことはできないだろうと思い、SNSやネットサーフィンしてしまいがちですが、とても時間がもったいないです。電車に乗っている時間だって、スマホでテキスト学習や復習ができるようにしておけば、かなり有効に時間が使えます。どうしても勉強するのが難しい場合は、勉強するモチベーションにつながるものを見る(転職後のイメージをリサーチする、等)ことでもいいと思います。

つきあう人を変える

勉強に集中したい期間限定でいいのです。
思い切って付き合う人、一緒にいる人を変えましょう。

例えば、飲み仲間(仕事仲間含)、趣味仲間がいるのであれば「〇カ月は勉強に集中する」と宣言して、その一時期はその仲間から離れて付きあう。宣言すると勉強に集中せざるを得なくなりますし、はやくその人たちとまた遊びたいと思って、勉強にも身が入るようになると思います。

一緒に住んでいる家族には、予め協力をお願いしましょう。

それから「勉強仲間をもつ」ことも重要です。これは決して慣れ合うひとをつくろう、ということではありません。尊敬できる人・同士・ライバル等と一緒に勉強したり、話を聞く機会を増やしてみてください。こうした同じ志をもつ仲間(=ピア)と一緒にいることは、1人でもくもくと勉強しているときには得られない、勉強へのモチベーションを上げる効果があります。これを心理学の用語でピアプレッシャーといいます。
人間は脳のミラーニューロンの働きにより、良くも悪くも周りの人の影響を受けます(同調)。これを、良い方向に活用して、勉強に集中していきましょう。

今はTwitter、ブログ、Studyplus等、勉強をしている人たちが発信し合う仕組みが沢山あります。ぜひその中に入り、志の高い勉強仲間を見つけて、その人たちと勉強している内容や、勉強時間、勉強における悩み等を共有してみてください。あこがれる人や共感できる仲間、ライバルが見つかり、「勉強もっと頑張ろう!」という気持ちになるはずです。(但し、用法・容量は絶対に守ること。SNSに逃避して勉強時間そのものが減っては元も子もありません、、、)

 

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